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概要

70年の航跡

平成20年9月、GENCIANA竣工。平成20年12月、CATTLEYA竣工。平成22年1月UNIVERSAL PIONEER竣工。平成22年4月GLOBAL ENTERPRISE竣工。リーマンショックこうして当社は、内・外航ともに着々と経験・実績を積んできたが平成15年(2003)秋頃から約5年間続いた好況期(海運バブル期)も平成20年(2008)9月のいわゆるリーマンショックにより終焉。国内外の金融状況の悪化のみならず、あらゆる経済活動も大きく激変する事態となった。一時は大型船(ケープサイズ)のスポット用船が1日あたり20万ドルを超えた時期もあったが、年末には僅か1千ドルを切るような事態にまでなり、改めてグローバルな情勢に敏感すぎる海運マーケットの驚異的な激変や恐怖に戸惑うばかりであった。このような厳しい状況の中、当社は引き続き安定した長期契約保証のついた木材チップ船に着目して、継続的に建造を進めた。平成20年9月GENCIANA(D/W49,775トン)、同年12月CATTLEYA(D/W49,368トン)、平成22年1月UNIVERSAL PIONEER(D/W64,538トン)と木材チップ船3隻を建造し、就航。「コンテナ船三姉妹」、「撒積船三姉妹」に続く、いわば「チップ船三姉妹」である。平成22年4月撒積船GLOBAL ENTERPRISE(D/W176,939トン)建造、本船の竣工をもって宮崎産業海運グループの所有船は、内航船、外航船を併せて隻数16隻、総載貨重量トン数1,205,007トンとなる。36