ブックタイトル70年の航跡
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70年の航跡
昭和45年5月に竣工した遠洋船「宮鶴丸」。東南アジア、インド、パキスタン定期航路として就航した、当社の遠洋船第1号である。県出身日本画家・高倉観崖との交流昭和46年10月竣工の近海船「めなど丸」は、インドネシア定期船として就航。昭和47年3月竣工の近海船「まるく丸」も、姉妹船の「めなど丸」同様、インドネシア定期船として就航した。現在、当社社長室には、大分県出身の日本画家・高倉観崖(1884~1957)が描いた優美な日本画が一枚、大切に飾られている。氏は戦後間もないころ、津久見有数の事業家たちから援助を受けて、邸宅を点々としながら創作活動を行い、宮﨑昇の自宅にも長期逗留した。その御礼にふすま絵をはじめ数々の絵を残しており、その代表的な一枚が、社長室に残るこの日本画である。19